フェンスウォールの施工方法は簡単。

コンクリートブロックの代替品として使用出来る、新しい発想のフェンス基礎。フェンスウォールは、熟練の技術や特別な機械を必要としない施工が特徴です。誰でも簡単に施工出来ます。一般住宅はもちろん、公共施設などの外周、土留め施工も簡単に出来る画期的な製品です。

また規格外の長さでも、柵板(土圧板)を切断し施工箇所の形状合わせて柔軟に対応出来ます。

施工方法・手順

掘削作業(柱を建てる穴を掘る)

1スパン=2mなら、2m間隔。1スパン=1mなら、1m間隔で柱の穴を掘ります。規格外の寸法でも柵板をカットする事により対応可能です。 穴は砕石を投入し、転圧して下さい。

STEP
1

柱の設置(柱を建てる)

柱と柱の間隔を正確に測り、水平・垂直を確認する。倒れないように木材等で支えておく。

STEP
2

生コン打設(柱の固定)

コンクリートを流し込み、柱の根固めをします。(↑写真はダンボール型枠を使用)
基礎寸法は根固めコンクリートの寸法表を確認し、規定に合う寸法にする。

STEP
3

柱 設置完了(すべての柱を建てる)

必要な数の柱をすべて設置します。

STEP
4

1. 柵板設置(装入) 2人持ちの場合

設置した柱に柵板を差込み、板目地(板と板が重なる部分の目地)を打ちます。

2. 柵板設置(装入) 重機使用の場合

重機を使用する事によって、より簡単に施工する事が出来ます。

STEP
5

目地打ち(柱と板、板と板の目地)

柱と柵板(縦目地)の継ぎ目を埋めていきます。
2番、3番なら柵板装入時点で柵板と柵板(横目地)の目地も入れて下さい。

STEP
6

施工完了

フェンスウォールの施工が完了です。
最後に上部のフェンスを建てる。

STEP
7

柵板・土圧板の切断方法

設置場所、施工箇所の形状合わせて柔軟に対応出来るフェンスウォールですが、通常の【2メートルスパン】や【1メートルスパン】の柵板・土圧板で施工し始めると、どうしても端部は柵板・土圧板をカットしなければいけません。

柵板・土圧板の切断方法は簡単です。

土圧板を例とし、切断方法とその手順をご説明いたします。

カットする位置を決める

柵板が入る箇所の長さを測る。

柵板が入る箇所の長さ-15mm(片側7.5mm)短く切断する。

STEP
1

板の厚みが30mmになるように刃を入れる

土圧板の厚みは60mmの為、そのままでは柱に差し込めません。

厚みが30mmになるように加工します。

図 解

厚みが30mmになるように、厚み部分・柱へ差し込む深さ分に刃を入れます。

STEP
2

完 成

余分を切り離して完成です。右図は解説動画です、是非ご覧ください。

STEP
3

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